お店のコンセプトに合わせるデジタルサイネージの工夫

美しい画面で動く看板として活用されるようになったデジタルサイネージは、画面の大きさによって価格の差が出てしまうので、まずはインチ数と設置方法、設置場所により絞り込みを行うことは必要です。事例をあげると40インチ前後の機種の場合、10万円台で購入できるデジタルサイネージがあるので、店先にスタンド型として使う用途であれば、高額とは言えない範囲で購入できます。ネット上で探す方法であれば、通販店のようにどこからでも発注できる会社があるので、十分に比較検討をした上で購入することは必須です。実際に販売されている機種でスタンド型の場合、色はブラックかホワイト、グレーなどが主なカラーになり、設置する店舗によってはお店のコンセプトと合わないと感じてしまう可能性はあります。

本体の色が合わない問題は、リースやレンタルではなく購入で導入した場合は、自由にカラーチェンジを行う方法があるので問題は割と簡単にクリアできます。色を変えるには塗料で塗る方法もありますが、塗料ではなくラッピングシートを活用する方法があります。ラッピングシートの場合は、普通のカッティングシートとは異なり、角部分を折り曲げても剥がれずに貼ることができることや、曲面部分でもドライヤーなどを使って軽く熱を与えるだけで伸びる性質によって綺麗に仕上げられます。この方法はお店のコンセプトカラーに合わせられるメリットだけではなく、後に色を変えたい場合でも簡単に剥がせて他の色のラッピングシートを貼ることができるので、デジタルサイネージ本体に影響を及ぼすことなくイメージチェンジできる工夫です。