デジタルサイネージの電気代について

デジタルサイネージの導入を検討している方の中には、導入コストだけでなく月々の電気代が気になっているという方も少なくないでしょう。デジタルサイネージの電気代は様々な要因で変動しますが、大まかな金額は「消費電力×使用時間×1kWh単価」で算出できます。1kWh単価は、電力会社との契約内容によって異なりますが、一般的には27円が目安です。デジタルサイネージの消費電力は製品によって大きく異なりますが、特に消費電力に影響を与えるのが輝度(画面の明るさ)と画面サイズです。

当然ながら、輝度が高くなるほど、画面サイズが大きくなるほど消費電力は大きくなりますが、屋内用の場合は43インチ・350cd/㎡のもので100Wほどが目安となります。そのため、1日8時間、30日間使った場合の電気代は648円ほどとなります。屋外用の消費電力は、43インチ・1、500cd/㎡のもので200Wほどが目安です。1日8時間、30日間使ったとすると電気代は1、296円となります。

なお、屋外用は直射日光が当たっても十分な視認性を確保するために、屋内用よりも輝度が高めに設計されているため、屋外用は屋内用よりも電気代が高くなる傾向があります。また、上記の金額はあくまで目安で、同じ輝度・画面サイズでも製品によって消費電力が異なることはありますし、使用時間も導入目的によって違うはずです。そのため、デジタルサイネージの電気代が気になるという場合は、各製品の消費電力を調べた上で、毎月の運用時間を考慮して大まかな電気代を算出してみることをおすすめします。

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